地理学者が哲学に目覚めたら最強だったんじゃないか

オギュスタン・ベルク著『風土学序説』を紹介します。

1 地理学者が論じた現実認識論

4 『風土学序説』ってどんな本? -2

新しい視点で現実を見直す もし『風土学序説』を理解すれば、たとえば次に挙げるような疑問を、その新しい視点から見直すことができるようになる。 自分のまわりでは物質的な豊かさばかり追求されて精神的な豊かさがなおざりにされている気がする。なぜだろ…

3 『風土学序説』ってどんな本? -1

『風土学序説』のテーマは? 本書の主題を一言でいうと現実の見方を問い直すこと、つまり認識論である。 この「現実の見方」は、世界観や世の中の常識、といった言葉で言い換えてもかまわない。 なぜ地理学者が認識論を論じるのかについては、本書の中で説明…

2 このブログの内容は?

素人が素人目線で解説するのでよろしく 先の記事で僕はオギュスタン・ベルク著『風土学序説』について「優れた」「イケてる」と述べ、ぼんやりとほめたが、なにがどうイケてるのかをこれから拙ブログで説明していきたい。 拙ブログでは、僕が本書『風土学序…

1 このブログは誰のどんなブログ?

拙ブログの主題 は、地理学者オギュスタン・ベルク(1942-)の著作『風土学序説』(筑摩書房、2002)の内容を紹介することである。 本書の日本語訳が出版されたのは2002年1月だが、原本は著者の母国フランスで2000年に出版されていた。 またベルク氏は本書の…