地理学者が哲学に目覚めたら最強だった説

オギュスタン・ベルク著『風土学序説』を紹介します。

20 地味すぎる結論

2 是非を問う力

『風土学序説』に出会って この日本社会で枢要なことはすべて、科学を初めとする学問に裏づけられている。 だから僕はかつて、自分にとって信じがたいくらい理不尽に感じられる個人主義や資本主義が僕のまわりの人たちから支持されている理由も、彼らが僕の…

1 偶然でも必然でもなく

この世の原理としての「風土」 環境可能論に則った地理学を元に風土学を研究したベルク氏は、現実においてあらゆる物事が起こる原理を考えた。 近代思想においてそれは偶然と必然の二択だと断じられていた。 ベルク氏はその姿勢を批判しながら、それらの中間…